小学生の逆上がりの教え方とコツ!もう出来ないなんて言わせない

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逆上がりが出来ない小学生が簡単に

できるようになる教え方とコツを紹介します。

逆上がりは小学生なら誰でもできるので

足が上がらないなどできない理由は

教え方が良いか悪いかたったそれだけです。

子供に必要なのは成功体験だけなので

逆上がりができるための教え方のコツを

中心にご紹介したいと思います。

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小学生の逆上がりの教え方

自分のおへそを鉄棒にくっつけます。

それだけで3分の2が成功です。

どうです?あっさりしすぎて
拍子抜けしますよねえ。

私はこれで10人くらい
教えてきましたが、
成功率は100%なんです。

なぜ3分の2成功かというと
おへそを鉄棒にくっつけた段階で
鉄棒の上で止まった状態になるんですね。

あなたはちょっとだけ反動をつけて
足を押してあげるだけで
自分で逆上がりというものを
体で理解し始めます。

でもあなたが足を補助するのは
最初だけです。

足を押すときに反動をつけるのが
コツになります。

宙ぶらりんになって動きが止まり
自分で着地できないときにのみ
行うと効果的ですよ。

反動をつけると自力で回れると
体で覚えさせるのが
一番手っ取り早い方法です。

1度止まったとしても
自分で着地までできれば
それで成功だからです。

一度出来た成功体験は
何度も試したくなるもので
勝手に練習をすることと思います。

逆上がりの教え方はコツがある

実践的な方法ではこれ以上ない
教え方ではないかと思いますが
成功する確率はたぶんまだ半分です。

先ほど100%と言ったのは
嘘ではありませんが
教え方を間違えるとたぶんできません。

逆上がりを教えるときには
逆上がりをしようと思わせないのが
成功のコツになります。

つまり、逆上がりを教えるのではなく
おへそを鉄棒にくっつけることだけ
教えればいいんです。

はあ?ですよね・・・

もう少し説明しますね。

人間は思考というかイメージが
固まりやすいんですよね。

だから逆上がりができない子は
逆上がりができない体の動きを
逆上がりだと思っているんです。

わかりますか?

よく言われる腕の曲げ方や足の蹴り方、
勢いのつけ方、基本姿勢を
細かく指導されても
できなかったわけでしょう?

でも吸収力のある子供からすると
そのできない体の動きこそが
逆上がりの動きなんです。

おへそを鉄棒にくっつけると
逆上がりができるんだよと言っても
今までの動きが基本になるんですね。

昔の体育のように足を伸ばして
綺麗な姿勢でくるっと回るような
高等技術は必要ありません。

むしろ足なんて曲げたほうが
勢いがつきやすいですし
お尻も上がりやすいんです。

体操選手のような綺麗さは
あくまでも応用なんです。

基本の逆上がりの成功体験が
ない状態で応用を試みるほど
効率悪いことはありません。

真面目な子供ほど
指導された難しい方法が
正しい方法と考えやすいのです。

そのため一度指導された
逆上がりを忘れてもらうことが
最初に必要になります。

一番効果的な方法は
「逆上がりの前に準備運動するよ」
と言うことですね。

これで今からすることは
逆上がりではなくなります。

お腹を鉄棒にくっつけるだけの
簡単な運動になります。

逆上がりじゃないから
足も伸ばさなくていいんです。

そうすると今までの動きが
嘘のように変わります。

ここまでで3分の2が成功しました。

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残り3分の1は精神的な
やる気になります。

頑張れ、もう少しだ!と
応援しがちですが
それはおすすめできません。

続いて残り3分の1の着地までの
教え方のコツを紹介します。

小学生が逆上がりが出来ないのは教え方が悪いから

逆上がりができない子供は
逆上がりができるお友達の本来の
成功事例を知っています。

それでもなお、
子供には3分の2出来ただけで
成功したことにしてあげましょう。

人間は本当の成功を知っていると
本来のゴールがすぐそこに見えただけで
自ら進んで行こうとします。

惜しい、頑張れ、もう少しを
言われてもゴールのイメージから
意識が離れやすくなります。

根性論は否定しませんが
大変さを意識すると不可能も連想し
できなくて当たり前とも考えます。

そのため途中で止まった体を
頑張って成功させる動きにするか
戻して再チャレンジするかを
考えながら頑張っちゃうんです。

この2択は諦めることも
選択肢に入っているので
より成功から離れやすくなります。

しかし、出来たと周りから言われると
本来の成功イメージだけに集中するので
再チャレンジの選択肢はなくなります。

そこでさりげなく手を貸して
よくできたねって褒めてあげるんですね。

最初にやらせた方法は
逆上がりではなく
ただおヘソをくっつける方法なので
勢いがなく途中で止まるのは当たり前です。

しかし次は勢いをつければ
いけそうな気がしますよね。

でも勢いをつけると
またダメな時の動きが癖になってるので
悪い逆上がりの動きに戻りやすいんです。

ではどうするか?

「もう一度おへそを鉄棒にくっつけてごらん」

この一言でじゅうぶんです。

何も言わなくても自分で
成功したい一心で勢いを
つけることでしょう。

それでもなおダメな逆上がりの
動きをするようなら
「逆上がりはしないでね」
「おへそをくっつけてね」
と、言ってあげましょう。

おへそを鉄棒にくっつけることを
体で覚えたので意識だけすれば
そのうちくるっと回れることと思います。

もしもまだ途中で止まるようなら
自分でゆらゆらと前後に揺れて
反動をつけてもらいましょう。

ここからは少しの経験というか
繰り返しの反復練習だけで
自力で成功するはずです。

小学生の逆上がりの教え方とコツ出来ない理由のまとめ

最後にもう一つだけ

大人が逆上がりできる自慢しても
散々お友達の成功を見ているので
いくらお手本でもやめたほうがいいです。

誰でもできるというのは
できない子のやる気をさらに
低下させることもあるからです。

劣等感が逆上がりだけでなく他の
苦手な分野でも最大の敵になりやすく
諦め癖もつきやすいためご注意ください。

努力を努力と思うほど
ゴールは長くなるものです。

逆上がりはそれが特に顕著に現れやすく
間違った体の動かし方で努力させるほど
不幸なことはありません。

筋力がないとか足が上がらないとか
そんなことも実は関係ありません。

私が逆上がりが出来たのは
小学校4年生の頃でしたが
握力は小6の時点で両手6キロでしたし
腕立ても1回できれば良いほうで
腕相撲も女の子に勝ったことも
ありませんでした。

学年で一番圧倒的に筋力がなくても
できるのが逆上がりなんです。

そのためできない理由は
教え方が良いか悪いかだけで
子供にはまったく責任はないと思います。

今回も参考になれば幸いです。

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