200年以上の伝統ある
篠田の花火は毎年ゴールデンウィークに
開催される早い花火大会です。
こちら無形民族文化財として
他にはないちょっと奇抜な花火大会
として多くの花火ファンに人気です。
今回はそんな珍しい篠田の花火の
見どころやあまりにも少なすぎる駐車場
それから今年2016年の開催時間に
ついて紹介します。
篠田の花火2016の日本一珍しい見どころ
まずはじめに篠田の花火は
普通に前列で観覧すると
火の粉を浴び服やカバンなどが
燃え火傷をする可能性があります。
それだけのアグレッシブさの
ある花火大会は近年では
かなり稀です。
また少々の雨では中止はしません。
よっぽどの荒天ならば
翌日に順延されることがあります。
天気が良くても他の花火大会のように
何万発も打ち上がるわけではなく
多くて100発程度少ない時なら
30発くらいのこともあります。
この篠田の花火の魅力は
豪快さかもしれません。
江戸時代の雨乞いの返礼として
硝石花火を奉納したことにはじまり
近年ではめちゃくちゃな花火として
多くの人を魅了しています。
まず打ち上げ花火は思いっきり間近で
火の粉どころか火の塊が頭上に
落ちてくる危険があります。
そのぶん真上に上がる花火は
とにかく大きくてすごい迫力です。
そのあとのナイアガラの滝は
まさに火の雨そのものですが
それが終わると大きな板に
花火が発射されます。
その瞬間まるで大爆発かのような
ものすごい音と光が目の前を
包んで大パニックが始まります。
前方では頭を手で覆う人々
着ているシャツに火がつき
燃える服を地面に叩きつけるという
ある意味世紀末のような
光景に唖然としました。
しばらくするとその爆発のあった
煙の中から先ほどまでの
光景からは信じられない
美しい花火絵が現れます。
この花火絵が”和火”です。
硫黄板枠仕掛花火ともいわれ
硫黄・硝石・桐灰を調合した和火薬を
板に描いた絵柄に塗りこんだ仕掛花火です。
毎年、絵柄は変わり
保存会の方々が約1ヶ月かけて
作る大作となっています。
篠田の花火といえばこの”和火”が
あってこその花火です。
これを見ずに帰るのは
何しに来たのかわからないほどの
見応えと感動が味わえます。
こちらで琵琶湖花火大会の予習に
情報を詰め込んだたくさんの記事を
ご用意しております。
篠田の花火の駐車場について
篠田の花火は近江八幡市の
篠田神社で行われます。
最寄駅は近江八幡駅です。
駐車場は少なすぎて毎年
愚痴が聞こえるほど
まったくと言って良い程ありません。
周辺には特設駐車場が設けられますが
はっきり言って駐車可能台数が
あってないようなものです。
それでも一応止めれる可能性のある
最寄の駐車場があるので紹介します。
タイムズイオン近江八幡
ショッピングセンター
滋賀県近江八幡市鷹飼町南3
24時間営業と夜10時までの営業、
また夜12時までの営業と
三ヶ所の駐車場があります。
特にP1の場合は夜10時までなので
できれば他のイオン内に駐車
したほうが良いです。
タイムズ滋賀銀行八幡南出張所
滋賀県近江八幡市鷹飼町南3-3
24時間営業ですが
収容可能台数がわずか7台です。
タイムズケーズデンキ近江八幡
パワフル館
滋賀県近江八幡市鷹飼町160
24時間営業です。
リパーク近江八幡駅前
滋賀県近江八幡市鷹飼町707-2
24時間営業ですが
収容可能台数はわずか13台です。
タイムズ近江八幡駅前
滋賀県近江八幡市鷹飼町741
24時間営業です。
篠田の花火の時間について
篠田の花火の開催予定日
2016年5月4日(水)
開催予定時間
夜8時から夜10時頃まで
花火ファンの方はお昼頃から
場所取りを始めています。
地元の人が集まり始めるのは
花火が始まりかける
8時半くらいからになります。
天候にもよりますが
だいたい9時頃からものすごい爆音と
煙に包まれ本格的な花火が始まります。
その頃には篠田の花火の人出が
ピークになる頃です。
最初の方でも書いたように
あまり張り切って前を陣取っても
危ないだけです。
個人的には多少かっこ悪くても
イオンあたりでヘルメットでも
買っておくなら前でもいいかもと思います。
篠田の花火2016のアクセスとまとめ
篠田の花火は周辺道路も当日は
規制されるので車の移動は
かなり困難です。
おまけに駐車場もない有様で
行ったり来たりとそれだけで
時間がかかることもあります。
といっても最寄の近江八幡駅からは
篠田神社まで徒歩で30分
かからないくらいの距離です。
そのため電車の移動が
一番手っ取り早いのでは
ないでしょうか。
無事に到着した場合、
くれぐれも会場では身の安全を第一に
考えることをおすすめします。
今回も参考になれば幸いです。
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