今回は打ち水の効果的な時間帯について
朝夕と昼間それぞれの時間帯の効果と
涼しい理由を紹介したいと思います。
打ち水の効果的な撒き方について
参考になれば記録的な猛暑中に今日や
明日の気温を聞いてもうんざりせずに
涼しく乗り切れるかもしれません。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
打ち水の効果的な時間帯について
一般的に打ち水に適した時間帯は
朝夕・昼間と二分されています。
効果的な時間帯というのも
朝・昼・夕の三回なので
1日3回打ち水をするのが効果的です。
というのもそれぞれの時間帯には
涼しくなると言われる理由も
効果も二分されています。
そのため打ち水の効果の理由を
これですと1つだけを
主張することはできません。
そしてどの時間帯が
一番効果的だということもありません。
たった1回の打ち水で
1日中涼しくなることを
期待することができないからです。
逆を言えば1日3回の打ち水が
最も効果的だとも言えます。
それでは次に朝夕の時間帯に
打ち水する場合の効果と
涼しいと感じる理由について紹介します。
打ち水を朝夕の時間帯にする効果と涼しい理由
朝・夕の打ち水は
日が高い時間帯に水を撒くことで
熱の低い地面の温度の上昇を
抑える効果があります。
夏の昼間の地面は非常に熱く
必然的に空気も熱くなります。
それを輻射熱と言います。
輻射熱は体感温度にも
直接影響します。
朝夕の時間帯の地面は熱くないので
水を撒いてもその時間帯に
涼しくなるわけではありません。
しかし地面の熱の上昇を
ある程度の時間防ぐことができるので
打ち水をしない地面よりは
人体が輻射熱の影響を受ける時間が
少なくなります。
体感温度が下がるとか涼しくなるとか
そういうことではなく
暑く感じる時間が減ると考えるのが
一番しっくりきそうですね。
続いては一番気温の高い
昼間の時間帯に打ち水をする効果と
涼しい理由を説明します。
打ち水を昼間の時間帯にする効果と涼しい理由
朝に打ち水をしない場合の
地面は昼間になるとかなり熱せられ
輻射熱の影響も大きいです。
そこに打ち水をした場合は
打ち水をした水の蒸発と共に
地面の輻射熱を奪います。
その効果は5分から10分と
言われているので効果はあるけど
一瞬だけに感じそうですね。
人によっては湿度が高くなって
余計に暑くなるという意見もあります。
しかし打ち水程度の量で
屋外の湿度がそれほど上がるかといえば
ちょっと言いすぎな気もします。
それから朝に打ち水をした場合は
地面の温度がしないよりは低いので
昼間の時間帯に打ち水をすると
朝と似たような効果が期待できます。
その場合は朝からずっと無風と
いうこともそうそうなく
湿度だけが上がることもありません。
昼間の打ち水の効果も
このようにパターン別で
二つの効果があります。
でも一瞬の涼しさを選んでも
本当に涼しく感じるかは
かなり疑問ですね。
まとめ
日陰の地面ならばさらに
打ち水で冷やされますが、
日陰は打ち水しなくても風があれば
何もしなくても涼しい場合が多いので
日向よりは効果は薄いかもしれません。
それからパフォーマンス的に一時的に
打ち水をするくらいなら
ちゃんと毎日1日3回打ち水をするのが
効果的だと思います。
記録的猛暑は今年もありそうですが
体調管理もじゅうぶん気を付けましょう。
今回も参考になれば幸いです。
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