成人式や結婚式などには、振袖や着物を着る機会もあります。
和装下着の肌襦袢は本当に着ないとダメ?と感じる方や、必要性があるのか気になる方も多いです。
今回は肌襦袢の効果と必要性や、着ない場合の代わりになる代用品についても、紹介していきたいと思います。
マナー的なことも紹介しますが、着付け時のメリットやデメリットなど、事前に知っておくことで今後もお役に立てるかもしれません。
目次
着物に肌襦袢を着ないのはアリ?
基本的に長襦袢を着るため、着物の場合の肌襦袢は絶対に必要というわけではありません。
そのため着なければいけない!着ないとダメ!ということもありません。
なので着ないことが、マナー違反ともそうそうなりません。
しかし、着付けをしてもらう場合は「え?ないんですか?」と言われる可能性はあります。
だって、何もなければ下着の上からいきなり長襦袢なんですよね。
着付けしてもらう時は、ちょっと気恥ずかったりします。
それでも肌襦袢は、なければないでどうにでもなります。
どうせ上から長襦袢を着るので、そこまで大きな問題にはなりません。
ではなぜ肌襦袢は存在するのでしょうか?
この世に存在するからには、何かしらの役割や大きなメリットがあるはずです。
続いて肌襦袢を着ることで、どのような効果があるのか、着る意味と必要性について説明します。
着物や振袖の肌襦袢の必要性について
肌襦袢を着る意味としては、いろいろな説があります。
しかし最も大きいメリットとしては、長襦袢を汚さないという利点があります。
もしも肌襦袢を着ない場合、長襦袢に直接肌が当たります。
長襦袢のすぐ上は着物ですよね
つまり大量の汗をかいてしまうと、汗染みはもちろんですが、着物に体臭も付く可能性があります。
この場合、レンタルの着物だったらどうでしょう?
最悪の場合は弁償の可能性もあります。
しかも理由が恥ずかしいですよね。
購入した際でも同様ですが、この場合はクリーニングの料金にも関わってきます。
少しの放置でも管理が悪ければ、シミが出来てしまいます。
染み抜きにかかる料金は様々なので、高額になる可能性もあります。
そのため、できるだけ早めのクリーニングをお願いしましょう。
肌襦袢はいわゆる下着なので、汗を吸い取るため機能的とも言えます。
長襦袢を汚さない予防効果的な役割と考えると、簡単に理解ができると思います。
もっと簡単にいうと、Tシャツみたいな役割です。
だったらTシャツでいいじゃない!って思いませんか?
どうせ上に長襦袢着るんだから、それでもいいとか思っちゃいますよね。
実はそんなことはありません。
次は、少し肌襦袢の代わりになる、肌着選びについて紹介したいと思います。
着物や振袖の肌襦袢の代わりになる代用品について
一番初めに言いましたが、肌襦袢の上に長襦袢を着るため、絶対に着なくてはいけないというわけではありません。
これは着物姿のどの方向からも、長襦袢の下が見えないからです。
しかしTシャツではどうでしょう?
確実に襟元から見えますよね。
このように襟抜きしたときに、見えちゃうのはアウトです。
要するに襟くりが深いものならOKとも言えるんですよね。
ピンとこない場合は、襟が広いものはOKというニュアンスで、考えていただければ良いと思います。
肌襦袢に代わるものでいえば、着物スリップが主流です。
ほとんどの場合は、肌襦袢に裾よけがセットになります。
裾よけは足元の下着です。
着物スリップ(和装スリップ)はワンピースのように一体型なので、一着あれば履き物も不要です。
上ばかりに気をとられると、下のほうを完全に忘れがちですもんね。
あなたが恥ずかしくなければいいだけなんですが、着付け時に堂々とパンイチというのもすこし微妙かもしれません。
そのため、もっとも簡単に着やすいものとして、個人的にはやはり和装スリップがおすすめですね。
その中でも他と比べて、圧倒的に楽で紐がないから着付けにも便利と、かなり評判の良い着物スリップはこちらです。
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着物に肌襦袢を着ないのはアリ?その必要性と代わりの代用品についてのまとめ
着物や振袖だからといって、和装下着の肌襦袢を着ないことは、別に問題ありません。
ただ、着ない場合は、長襦袢や着物を汚すリスクがあります。
着付けをしてもらう時も、かなり恥ずかしい思いをすることも・・・
リスクを考えると肌襦袢は必要ですが、代わりになる代用品があれば、そのリスクも軽減されます。
着付け時にも恥ずかしくない着物スリップは、特に助かるし安いので、この機会に用意するとかなり便利でしょう。
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