お線香の火の消し方として
息を吹きかける、手で扇ぐなど
様々な方法がありますが
今回はマナー違反にも
失礼にもあたらない
安全な方法など紹介しました。
たとえば火のついたお線香を
持ったまま振って消すなど
そんな方も多いかと思います。
しかしその場合よりも
簡単に一瞬で火を消すという
今回紹介した方法は
かなり有効だったりします。
最後までお読みいただければ
お墓参りだけでなく室内のお仏壇や
お寺の本堂などでも
参考になるかもしれません。
お線香の火の消し方
お線香に火をつけた場合の
火の消し方にはNGとされる
方法があります。
息を吹きかけて消すのは
もっとも有名なNG作法ですね。
これは口からはく息が
不浄とされるからです。
それから右手で扇いで
火を消すというのも
お墓参りではタブーだったりします。
仏教の生まれたインドでは
右手は清浄、左手は不浄とされ
その考え方から
左手で線香を持つことができません。
そのため線香を右手で
持つしかないので
左手で扇ぐのが失礼に当たらない
マナーと言われることもあります。
しかしインドと日本では慣習も
文化も違ったりするため
右手左手の使い方については
なかなか慣れないと思いますし
知らない方が多いのも
仕方ないかもしれません。
線香の火の消し方 手で扇ぐとか振る場合のリスク
線香の火は左手で扇いでも
使い慣れた利き手でないため
なかなか消えないこともあります。
そのため無理に左手で
消すということは
しなくてもいいかもしれません。
そんな時は手で扇がずに
線香を持ったまま振って
火を消すということもあります。
実際、そのように火を消す方も
多かったりしますよね。
ですが線香によっては
作りも様々だったりもするので
軽めに振ったつもりでも
火のついたまま
ポキンと折れることもあります。
屋外のお墓参りなどではなく
室内のお仏壇などであれば
火事やボヤの原因にも
なりやすかったりもします。
そのため個人的には
木造家屋の多い日本国内での
火の取り扱いに関して
息で吹き消すということを
NGにしている時点で
かなり無理があるのではと感じます。
まあ、それでも非常識とされ
避難を受けることは
好ましくないので
次の方法で火を消すのが
一番簡単で安全かと思います。
線香の火の簡単な消し方
線香の火は風を送らずとも
実は簡単に消すことは可能です。
線香を持ったまま垂直に
真下に下ろすだけで
一瞬で火を消すことができます。
そこまで勢い良く下ろさなくても
シュッとほんの5cmくらい
動かすだけで簡単に消えてくれます。
そのため周囲に気をつけて
どこかに肘や腕を
ぶつけないように気をつけると
さらに安全性は増すかと思います。
こちらの方法ならば片手でも
火を消すことは可能ですし
変な持ち方をしない限り
折れるということもありません。
基本的に息で吹き消すとか
扇ぐ手についてのマナーに
うるさい方はいますが
ほとんどの方はなぜダメなのかまで
わからなかったりします。
まあ、念には念を入れて
右手に持って消すのが
一番良いかもしれませんが
やりやすい手でした方が安全なので
無理に右手で持たなくても
利き手が左手であれば
そちらで持って消した方が
落とすリスクも少ないと思います。
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お線香の火の消し方 手で振るより簡単で安全な方法についてのまとめ
お線香の火の消し方の
マナーとしては
息で吹きかけないことと
右手で扇がないことという
NGの作法が有名かと思います。
ですが基本的に木造家屋の多い
日本国内ではリスクも高いため
そのようなマナー遵守については
人によっては難しいこともあるでしょう。
しかし火の消し方については
風を送ることをしなくても
最後に紹介した方法で
簡単に消すことができるので
個人的にもおすすめです。
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